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12月に公開したお話のあとがき解説です。ジニアレンサイドと電車学パロ、一緒に解説しちゃおうかと思ったのですが、思いの外長くなってしまったので分けます。まずはジニアから。


↓↓↓

◆ジニアを君にsideL◆

「二人で一つ」ではない鏡音の関係を書きたくて始めたこの連載、本編はリンちゃんの心情のみにスポットを当てていましたが、リンちゃんがとった行動や言動に対しレン君はどんなことを考え、感じていたのかもしっかりと書きたかったので、サイドストーリーという形で短い連載にさせていただきました。本編で足りなかった部分(メインの鏡音に関して)は概ね補充できたかなぁ……。
レン君サイド完結ということで、前編から順番に補足解説などを。


【前編】
レン視点を書くにあたって一番やりたかったのは、レン君とカイト兄さんを絡ませることです。前編はその下準備といったところですかね。
リンちゃん同様、どこか噛み合わない自分たちの関係に漠然と不安や不信感を抱いていたレン君。マスターの思わせぶりな言葉やリンちゃんの態度から、「ひょっとしたら自分たちに鏡音としてのつながりは無いのではないか」という事に気付く……みたいな内容ですが、要するに「リンちゃんが悩んでいる裏側でレン君も沢山悩んでいたんだよ!」というのをじっくり書きたかったわけですね。
一人称小説は主人公となるキャラクターの心情しか表現できませんが、その分じっくり深いところまで追うことが出来るのがいいなぁと個人的に。私は好きです。そうやって本編で書き切れなかった脇キャラをメインにサイドストーリーを書きたくなる連鎖が始まるのだった……\(^o^)/


【中編】
本編6話冒頭で、リンちゃんが『カイト兄はカイト兄で、レンと何かあったのか、意味深な視線を交わしていたけど、その眼はなんとなく「よかったね」と言ってるようだった。』と回想しているのですが、それはここに繋がるのでした。ようやっと伏線回収したどー!(`▽´;)

ジニアの兄さんは、「基本的には不干渉だけど頼りにされたらとことん相談に乗ってくれるさっぱりした性格」といったイメージで書いています。本編でも、ギクシャクしている二人にミクさんが「何とかならないかなぁ」とヤキモキする半面、兄さんは「二人の問題だからむやみやたらと首を突っ込むもんじゃない」といった反応を見せているんですよね。手を出すことで余計にこじれてしまったり本人たちの為にならないこともあるから、一歩下がった場所から様子を見守っている感じ。その代わり、助けを求められたらじっくり相談に乗るし、出来る限りのアドバイスもしてくれる。大人なんです。
ちなみにカイリンレンきょうだい設定の兄さんは「面倒臭いと言いつつも何かと双子たちの世話を焼いたり甘やかしてしまう苦労人体質のブラシスコン」のイメージ。書き分け……出来ていますかね(^ω^;)

中編最後の一連の流れ(「自分はよそ者だー」と落ち込むレン君に兄さんがデコピンかまして諭す、そんな兄さんの言葉にレン君が堪え切れず涙する)は、このサイドストーリーで書きたかった一番重要なシーンです。
レン君を泣かせてあげたかった。本来他の家のボカロになるはずだったレン君を、精神的にもこの家の一員にしたかったんです。
マスターからリンとの関係を知らされても比較的落ち着いていられたのは、兄さんに色々吐き出してスッキリしていたのと、受け入れてもらって安心していたからなんです。鏡音メインのお話はリンとレンの関係で完結してしまうものを多く見かけますが、二人だけの世界に終始せず、他のキャラと関わり合いながら成長していく姿を書きたいなぁ、というのは初期から考えていました。そういうのが好きなんです。その割にミクさんが若干空気になってしまったのは……うん、ゴメン。

あ、因みに兄さんとミクさんが最初仲悪かったエピソードは執筆中に思い浮かんだ後付設定だったりします。リンとしっかり話し合いなよーと説得するのに何かしら欲しくてさくっと作ったのですが、妄想してみたらなかなか楽しかった(∩´∀`)∩いつか番外編的な位置づけでこの二人のお話を書きたいですね!


【後編】
完成したものはそこそこのボリュームとなっていますが、元々は一番最後のレン君出発のシーンだけを書くつもりでした。というか、サイドストーリーは本来前後編構成の予定でした。
レン君が泣く姿を印象的にするためにあのシーンで一旦区切りたかったので、余ってしまった出発シーンは別個で書くことにしたわけですが……まぁ、それだけだと流石に短すぎるよね!ということで、出発するまでの出来事も追加で妄想してみました。そしたら予想以上に中身が詰まりましたね;却って蛇足っぽくなってしまったかな……(;・∀・)
兄さんとの会話は若干グダグダになってしまいましたが、中編の時よりも打ち解けてる様に見えてたらイイナー。
片割れリンちゃんからのメールは全くの想定外でしたw顔合わせの時に初対面のつもりだったのですが、事前にやり取りがあってもいいよね!ということで書いてみたらすごく楽しかったので、そのまま採用することに。イケリンさんはやはり良いものだ……(´///`)

で、メインの出発シーン。兄さんと比べて影の薄くなってしまったミクさんですが、レン君に「帰ってくるよね?」と尋ねるのはシリーズ二番目くらいに重要な描写だったりします。レン君の帰ってくる場所はちゃんとここにあるんだよ、というのをレン君に伝えたかった。ミクさんのそんな言葉に、レン君は背中を押されて励まされているんです。このお話のミクさんは「世話焼きしっかり者のお姉さん(ちょっと心配性)」ですかね。めーちゃんがいないので、そのポジションを埋めるようなイメージです。




こんなもんでしょうか。
ダラダラと垂れ流しましたが、①レン君を泣かせたい ②出発するレン君に「帰っておいで」と言ってあげたい の二つを補充するためのジニアレン君視点、二年がかりで漸く完結しました。他の作業の合間で進めていたので随分と時間がかかってしまいましたが、とても思い入れのあるシリーズなので個人的には満足しています。
あとはもう一組の鏡音さん達のお話ですね!本編組がシリアスなのに対し、こちらは比較的わちゃわちゃしたイメージです。男前リンさんとのんびりマイペースなレン君の様子を、ゆったりと補足していけたら……。

ここまで読んでくださった方はありがとうございました^^
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最近のお話の解説とか その3

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